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Q&A 公共・産業施設編
- Q1.
- 環境にはどのぐらい貢献できる?
- Q2.
- どんなところに設置できる?
- Q3.
- 電圧は100V、200Vどちらでも使用できるの?
- Q4.
- 停電時、災害時にはどうなる?
- Q5.
- 設置する時、届け出の必要がある?
- Q6.
- ガラスの反射は大丈夫?
- Q7.
- 設置費用はどれぐらい??
- Q8.
- メンテナンスや点検はどうすればいい?
- Q9.
- クリーンな太陽光発電システムも、製造時には大量のエネルギーを消費しているのでは?
Q1.環境にはどのぐらい貢献できる?
A.太陽光発電システムを設置することにより、火力発電所から排出されるCO2の削減と、そこで消費される原油量の節約が可能となります。
例えば10kWの太陽光発電システムを設置した場合、全国平均で年間約10,000kWhの発電量が期待できます。これは、原油消費削減量としては年間約2,270リットル、CO2排出削減量としては年間3.14t-CO2となります。
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Q2.どんなところに設置できる?
A.公共施設からオフィスビル、工場、交通関連施設まで、さまざまな場所に設置できます。
太陽光発電システムは、建物の屋根や屋上、壁面、あるいは遊休地など、太陽の光が当たるところなら、基本的にどこでも設置可能です。
また、太陽電池はその規模に関係なく発電効率が一定なので、数ワットから数千キロワットまで、自由に発電規模を選ぶことができます。
施設における太陽光発電システムの主な活用例には、次のようなものがあります。
| 分 野 |
対象施設例 |
主な用途 |
| 公共施設 |
学校、文化施設、体育施設、
庁舎、病院・医療福祉施設、公園 等 |
建物用電源(照明、動力等)、
防災用電源 等 |
| 民間業務施設 |
事務所、店舗 等 |
建物用電源(照明、動力等)、
イルミネーション広告表示装置 等 |
| 産業施設 |
工場、事業所、倉庫 等 |
建物用電源(照明、動力等) |
| 交通関連施設 |
道路照明、道路等防音壁、
船舶航路標識、灯台、駅舎 等 |
建物用電源(照明、動力等)、
電気自動車充電用 等 |
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Q3.電圧は100V、200Vどちらでも使用できるの?
A. 住宅用システムは100V、公共産業システムの場合は3相3線200V出力が標準です。
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Q4.停電時、災害時にはどうなる?
A.自立運転機能が付いているパワーコンディショナであれば、系統連系と自立運転が自動的に切り替わります。
自立運転機能付きパワーコンディショナを使っていれば、商用電源側が停電すると系統連系が停止し、自動的に自立運転に切り替わります。
停電が復旧すると、自動的に系統連系運転に復帰します(※1)。
また、蓄電池を併用すれば、万一災害などで停電した場合でも使用することができます。
- ※1.
- 系統連系運転とは、太陽電池で発電した電気を電力会社の電気とつなぎ、両方の電気を使えるようにすること。
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Q5.設置する時、届け出の必要がある?
A.出力規模によって、必要な法手続きが異なります。
太陽光発電は発電システムなので、「電気事業法」によって規制されています。
必要となる手続きは、電気工作物の種類および設備の出力規模によって異なります。
例えば、低圧連系の20kW未満や独立電源システムの20kW未満であれば、一般用電気工作物に該当するので、届け出は不要です。
一方、出力規模が20kW以上500kW未満の場合は自家用電気工作物となり、経済産業局に保安規定を届け出る必要があります。さらに、500kW以上1000kW未満の場合には、工事計画の届け出や使用前安全管理審査も必要となります。
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Q6.ガラスの反射は大丈夫?
A.ほとんど問題ありませんが、反射をさらに抑えた防眩タイプもあります。
太陽電池モジュールは特殊ガラスを使用しているので、窓ガラスほど反射しません。
反射が問題となることはほとんどありませんが、反射をさらに抑えた「防眩仕様」のモジュールもあります。
防眩タイプは、道路の中央分離帯や空港などで利用されています。
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Q7.設置費用はどれぐらい?
Q8.メンテナンスや点検はどうすればいい?
A.太陽光発電システムは、ほとんどメンテナンスの必要はありませんが、電気設備としての点検は必要になります(※1)。
定期点検の頻度は以下の通り。詳しくは各販売業者の営業窓口へお問い合わせ下さい。
| 電気工作物 |
出力規模 |
点検方法と頻度 |
| 一般用 |
低圧連系20kW未満 |
自主点検 |
| 自家用 |
20kW以上100kW未満 |
保安規定に基づく点検、2回以上/年 |
| 100kW以上 |
保安規定に基づく点検、1回以上/隔月 |
- ※1.
- 関係法令及び通達 1.電気事業法 2.電気事業法施行規則 3.電気事業法に関連する通達 平成11年9月1日付「11資公部第278号」
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Q9.クリーンな太陽光発電システムも、製造時にはエネルギーを消費しているのでは?
A.太陽光発電を評価する一つの尺度に「エネルギーペイバックタイム(EPT)」という考え方があります。
太陽光発電はクリーンな電気を発電しますが、そのシステム自体を製造する時には、エネルギーを消費しています。
この製造時に消費される電力と同量の電力を、システム自身が発電するのにどれぐらいの時間が必要なのでしょうか。つまり、生産時に必要とするエネルギー量を何年で回収できるかで、その数値を示したのが「エネルギーペイバックタイム(EPT)」というわけです。
EPTは、結晶系太陽電池で1.6〜2.5年、薄膜系で1.1〜2.3年程度と言われています。すなわち、それ以降は、まったくクリーンな電気を創出・発電できることになります。
EPTは今後の生産規模拡大や発電性能向上で、さらに短くなるものと予想されています。
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