太陽光パネルの耐用年数は一般的に「20〜30年程度」とされています。ただし、設置環境やメンテナンス状況によっては30年以上稼働する事例も存在します。
太陽光パネルの耐用年数を延ばすポイントとして以下が挙げられます。
①定期点検・清掃
②高品質パネルの選定
③施工品質の確保
太陽光パネルを長く使用すること自体は可能ですが、いくつかの問題やリスクが生じる可能性があります。以下に主な懸念点を整理しました。
| 問題点 | 内容 |
|---|---|
| 発電効率の低下 | 年間0.5%前後の劣化が蓄積し、25〜30年後には出力が80%以下になることもある |
| 故障リスクの増加 | 経年劣化により、セルのクラック・層間剥離・ホットスポットなどが発生しやすくなる |
| 保証対象外になる可能性 | 飛来物など外的要因による故障は通常保証されない(メーカーが提供する保証規定に目を通しておくなど注意が必要) |
| 保証期間に注意 | メーカー保証(出力・製品)満了後は無償修理が受けられなくなる(メーカーにより保証期間に違いがあるので注意が必要) |
| 周辺機器との整合性低下 | パワーコンディショナーなどの機器は10〜15年で交換が必要 |
| 安全性の懸念 | 絶縁劣化や配線腐食により、感電・火災などのリスクが高まる可能性 |
出所:JPEA作成
注:身近な家電では、故障によって急に使えなくなる場合を指して「寿命」という言葉がよく使われます。
太陽光パネルの場合、徐々に性能が変化していく特性があり、急に使えなくなるものではありません。
そのため当欄では誤解を避け、一定の性能を保ちながら使用できる期間を「耐用年数」として説明しています。